種川臥龍(たねかわ がくりょう)
日本古伝正法 不動禅少林寺流聖蓮院法嗣家32世

 大正5年生まれ。7歳で先師西雲天光和尚の元に入坐し、不動即動、動即不動の禅定の本質を、不動心練成の不動成就経によって弁動し、
安住不動の(拳禅一如)の練成を受ける。
 昭和16年の再度の継承行によって、奥義の秘法すべてを継承する。
 太平洋戦争に従軍し、数度の敵前上陸、百数十回に及ぶ斬りこみ隊の隊長として、生死の竿頭にたち、修行の成果を実戦によって立証した
武人でもある
 戦後は、先師の遺言によって大阪の谷町に法燈をかかげ、正方の布教に心血を注ぐ。
 昭和42年に招かれて渡米し、大陸各地で指導、布教に専念する。あまりの強さに「鋼鉄の男」と
異名をとる。60年1月にはフランス・パリで日本人初のめよ名誉市民賞を受賞し、翌61年にはスペイン空手連名より表彰されるなど、国際的にも
その名声は轟いている。
 平成7年永眠。
 しかし、臥龍和尚の説いた「拳禅一如」は嶋野喜隆・高田優・高田智彦の三範士によって受け継がれ、大阪の住之江区・寝屋川市・守口市
などで今を生きる子供たちと共に日夜稽古に励んでいる。 (参考:『人生の妙は轉により生ず』霊雲臥龍著)

 



  Last Modified : 2017/07/01
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